卒業生のひとこと
昭和58年 工業化学科卒
福岡トヨタ自動車株式会社
香椎店 店長
宇都宮 誠
■私が愛した化学式
大学を卒業して、もう20年余り過ぎてしまいました。中学生の頃から、実験が大好きで大学卒業するまで化学を勉強してこのままずっと化学をやって行けたら良いと思ってましたが、何故かこのような仕事をやっています。
現在では、化学を使うことはまず有りませんし、私の周辺で理工系の方もいません。それ以上に仕事では、賃借対照表の見方や、経常利益がいくらだの、商経学部を出た方が良かったのでは?と思うほどです。
しかし人生、何が災いか幸いか分かりません。大学で習い訓練した「物事を系統立てた考え方をする」ということは大変役に立ちます。文理融合の意味が良く分かります。ただもう少し学生の頃経済学を勉強しておけば良かったと思いましたが……
今でも化学の知識は残っています。私の妻が眠れない時、なぜゴムは伸び縮みするか?ブダジエンゴムの話などすると5分もしないうちに寝てしまいます。化学が人の役にたてて良かったと思う時でした。これからも仕事と化学と家庭を同じ位愛して行こうと思います。
平成13年 電気工学科卒
飯塚ゴム工業株式会社 勤務
下田 英雄
■母校のために…
同窓生の皆様いかがお過ごしでしょうか? 私は現在、近畿大学産業理工学部同窓会の一員として充実した毎日を送っています。近畿大学産業理工学部同窓会の良い点はたくさんありますが、中でも一番良い所は、年齢、職業に関係なく、仕事や家庭、恋愛の悩みなど、プライベートな事も気がねなく語り合える場であるという事です。
さらに、活動としては、食事会、同窓会懇親会等のイベントを通して同窓生の皆様と親睦を深め、これからの近畿大学産業理工学部同窓会のあり方について論議したり、学生、学校に対しての援助など、様々な活動を行っています。
近畿大学産業理工学部同窓会には、各界で活躍されている素晴らしい先輩方がたくさん在籍されていますので、ぜひ皆様も時間の許せる限り、近畿大学産業理工学部同窓会に参加されますよう、宜しくお願い致します。
これからの近畿大学産業理工学部を皆さんで一緒に盛り上げていきましょう!!
篠崎正史さん写真
昭和58年 工業化学科卒
プリントサポート シノザキ 代表
篠崎 正史
昭和58年卒業の篠崎です。私の学科は現在の生物環境化学科の前身である工業化学科です。今の若い人たちには「工業化学」という言葉はどのようなイメージが浮かぶでしょうか。
今回、卒業生の一言という事ですが、在学時代の思い出深い恩師の言葉を3点程書いてみます。
入学して始めての講議の時、「工業化学科始まって以来、女性がいませんね。」
国公立大学の学生と比較されて、「頭のいい学校の学生は1+1は2であるとして物事を考えるが、近大生はなぜ1+1は2になるのかを考えて作業をするので仕事は遅いが物事の過程を良く理解出来る子が多い。」
就職活動の時、「近大生と他の有名大学の学生が面接を同時に受ければ当然企業としては他の学生を採用するだろう。ただし近大生は色んな事に対して根性を持っています。この事を面接官にアピールしなければなりません。」
1つめは笑い話としてですが、当時の近大生の性格を表していたと思います。
森本将史さん写真
平成12年 産業デザイン学科卒
小林印刷株式会社 企画課 営業
森本 将史
同窓生の皆さまお元気ですか? 私は大学時代美術部に所属しており、今でもとても素晴らしい先輩、後輩に恵まれ、それが私にとって、人生最高の財産となっています。
社会に出てからも、たくさんの方々との出会いが、日々私を成長させてくれます。
皆さまも「一期一会」の精神で、人と人との出会いを大切に頑張って下さい。
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